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HOME > 活動報告 >平成20年度活動報告>マーケティング講座3/7
マーケティング講座 3/7
Ⅲ 商品を企画する 03 ~仮説設定と仮説の検証~
      -マーケティングの4Pを整理する
      -どのように売られていくか? どのように買われていくか?
皆さん、メール講座の前号「Ⅱ 商品を企画する 02 ~提案を裏付ける
調査とは…~」をご覧いただき、情報の整理はされましたか?
ここからは、かなり具体的に商品企画とマーケティングを結びつけていきます。
 前号でも触れましたが、ここから重要になるのが、企画・提案者が頭の中で
考えた事を、いかに多くの人達に共有させる事が出来るか? という点です。
情報共有に最も有効な手段は、“書く・描く”と言う事です。
とにかく出力を心がけて、以下のテーマに関わる情報を整理してください。
■マーケティングの4Pを整理する
まず、前号からの続きでもあります、4Pの整理確認です。
4Pとは…
Product(プロダクト)商品・サービス…あなたの商品・サービスはどの
           ようなモノですか?
Price(プライス)価格…その商品・サービスの価格はいくらで、同様の
         商品と比べてどうですか?
Place(プレイス)販路・流通経路…その商品・サービスは、どのような
         流通経路を経て、どこで売られていますか?
Promotion(プロモーション)広告宣伝…その商品・サービスの存在を、どの
      ような方法で市場に知らせますか?
簡単に解説すると、上記のようになります。
 前回のメール講座でもお伝えしましたように、これは自社の都合で決めると
言うより、市場にいる「この商品・サービスを買って欲しい人達に向けて」
どうなっていればいいのかを考えながら組み立てる必要があります。
 当然それぞれに明確な“根拠”が必要ですが、この“根拠”の中心は、
「この商品・サービスを買って欲しい人達」がいなければなりません。
 せっかく造った商品でも、「商品・サービスと価格のバランスが悪い」と
思われるような設定では、なかなか売れません。
 しかし、市場に出回っている物より高い価格設定でも、「販路」つまり、
“どこで売っているか?”や「広告宣伝」つまり、“どのように広告宣伝
しているか?”を戦略的に設定すれば、売れていく商品・サービスになるはず
です。
わかりやすいところでは、ユニクロとシャネルやアルマーニは同じ「洋服」を
売っていますが、価格、お店のつくり、広告宣伝の方法がぜんぜん違いますよね。
ダイハツの軽自動車とヤナセのメルセデスも同様です。
 このようなバランスをしっかりと検証しながら、確実に4Pを組み立てる
必要がある事をご理解いただければと思います。
さて、マーケティングの4Pが整理できたら、仮説を立ててみましょう。
 「仮説」とは、自社が開発した商品が、市場で売られ、買われていくシーンを
想像し、検証することです。
 世の中でヒットしている商品は、多くの場合このようなマーケティング戦略の
中で「売れるはず」から「売れるに違いない」と言うレベルまで仮説の精度を
上げてから、市場投入されています。
 さて、皆さんはどんなマーケティング戦略で開発した商品をヒット商品まで
導くのか? この時点で販路の獲得やユーザーがその商品・サービスを手にし、
使用しているシーンまでをリアルに固めていきます。
 このシーンを固めるために「マーケティングストーリー 仮説設定シート」を
参考資料として添付しました。
■自社の開発した商品イメージを元に、設定した4P、更にユーザーの購買
  イメージ(どこ「店」で、何を必要としている人「どんな人」があなたの
 商品の“どこに興味を持ち、欲しいと感じ”買っていってくれるのか?)を
 ストーリー仕立てで整理してみましょう。
■また、買った人はどんな人が、どんな状況であなたの商品を使用、消費し、
 何をもって“また欲しい”と思わせるのか? あわせて整理してください。
 造り手からの発想だけでなく、市場、つまり買う人、使う人の目線を意識して、
整理することが重要ですので、この仮説を開発とは関係の無い別の部署の方や、
家族、友人に向けて尋ねてみながら、検証していく事も必要です。
  ※「マーケティングストーリー仮説設定シート」に文字数が書いてあるのは、
    出来るだけシンプルに、必要なことだけを簡潔に整理するよう為の目安です。
 このように仮説の段階で出来るだけ精度の高い情報を集め、仮説の精度をも
上げていくことで、より売れる確立の高い仮説に進化していきます。
このような精度の高い仮説こそが、あなたの開発商品と市場を結びつける
接点になるのです。
次回は、Ⅳ 事業企画の背景 
~事業コンセプト・戦略から起てる「事業構想」~
いよいよ、商品企画を事業企画へ発展させ、プロジェクト化していきます。
原稿:株式会社イワサキ経営 駿河増販情報センター  ミヤ クチ   タクミ (みやぐち たくみ)

 

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