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マーケティング講座 5/7
Ⅴ 事業の全容を1枚の企画書で表現
                     ~コンセプト・ターゲットの設定~
● コンセプト(開発商品)とターゲット(どんな人に売りたいか)を設定する
●「事業に関わる機関の相関図から“人”“もの”“金”“情報”の動きを明らかにする
  メール講座も第5号となりました。
今号は、前号で整理した新商品開発事業においての「事業方針と狙い」
基づき、会社としてどのような事業構造にしていけばいいのか?を整理していきます。
会社は新たな開発商品が無くても日々忙しく動いています。
その忙しい会社の中で新たな商品を開発し、製造し、販売していくために、
会社全体がどのように動いていけばいいのか?を整理する必要があります。
ここで前号で紹介した「企画を立てる流れ」をおさらいです。
■企画を立てる流れ
 --   --   --   --   --   --   --
|観察|→|着眼|→|調査|→|構想|→|企画|→|共有|→|実践|
 --   --   --   --   --   --   -- 
観察から構想までは、前号にて解説をしています。
今号では「企画」を軸に解説を進めます。
01号でひらめいたアイディアを提案書へ具体化する手法について解説しています。
 提案「こうしたら売れそう」という事業の方向性を示す。
 企画事業を実践していくための方法の確立 です。
  しかし多くの人が忙しい今日、文字で書き連ねた「企画書」を何度も真剣に読んでくれる時間は
なかなか持てません。
そこで、事業の全体を一枚で表現する手法を以下の解説と添付資料にて提供します。
この一枚の企画書を「コンセプトマップ」と言います。
 みなさんは始めて行く場所はどのようにたどり着きますか?
静岡駅からどこかの飲食店や仕事先に行く時、その場所を知っている人から
以下のようなFAXが来ました…
 ○静岡駅で電車を降りたら北口方向へ
 ○駅の出口手前の中央にある地下へ続く階段を下りる
 ○地下道をしばらく進むと、進行方向がYの字型に分かれるので左側へ
 ○更にしばらく歩くと右側に「大戸や」や「格安チケットのお店」があるので、その先の階段を上がる。
 ○上がった右手にはマクドナルドが有り。。。
この調子で静岡が始めての人に青葉通り周辺を案内されたら理解に手こずると思いませんか?
そう! 地図があれば一瞬で理解し、容易に目的地を確認出来、わからなくなったら人に聞くときも
理解されやすいですよね。
一枚の企画書「コンセプトマップ」は、これから実現させる為の事業に関する情報を示した図、
情報の地図(知図)なのです。
このメール講座に必ず資料を添付しているのも、上記の理由からなのです。
さて、具体的な描き方は添付資料をご覧頂くとして、以下に手順を示します。
メール講座という性質上、文字での解説になりますが、添付資料を手元に用意し、確認してみてください。
 0.今回の「新商品企画開発事業」に関連する「開発に関わる外部機関や外部企業」
   「市場から絞り込んだターゲット層や販売ルート」など、自社ではまかないきれない連携先や
   関連企業などを全て書き出す。
 1.「事業方針と狙い」で整理した「テーマ」「内部環境」「外部環境」「成果目標」を整理して記入。
   
 2.この事業がどんな「コンセプト(開発した商品)」をどんな「ターゲット (販売していこうとする顧客層)」
   に向けてのものなのかを整理。
 3.「事業の基本システム」の中央に自社を配置し、この事業で自社が行わなければならない業務を
   担当する機能(サブシステムと言います)を図示する。
   
 4.手順0で書き出した連携先や関連企業、販売ルートやターゲット層を 図示する。
   ※この際、添付資料にあるルールに則って配置すること。
 5.自社が行う業務を担当する機能(サブシステム)が、周辺に配置された関係先やターゲットと
   どのような関係を持つのかを矢印で記入する。
   矢印には「人・もの・金・情報」がどのように動くかを記入する。
 6.最後に全体の流れを確認する。
まずは、添付資料の「参考例」を元に、自社なりの「コンセプトマップ」を作成してみましょう。
このように事業の全体像を1枚に表現することで、関係者による理解のスピードも上がり、社内外への
情報共有もより具体的なものになるはずです。
日常的に社内の課題解決に意欲的な方や、新商品のアイディアにあふれている方も、
頭の中を全て書ききり表現する事はまず無いと言ってもいいでしょう。
1枚の企画書「コンセプトマップ」を描いた人達は、口を揃えて「スッキリした」「やりたいことが明確になった」
「自分にも他人にも説明しやすい」などの感想を頂いています。
この機会にぜひ“情報の知図”「コンセプトマップ」を描いてみてはいかがですか?
次回は、Ⅵ 営業企画とは?
        ~開発した商品のマーケットデビュー~
   開発し事業化された商品も、売れなければ意味がありません。                     
 商品を売る為の「営業」と「営業企画」について、具体的に解説して行きます。
◎顧客心理段階を理解する~AIDMA・AISASの法則~
   営業・販売プロセスと使用するツールの設計
原稿:株式会社イワサキ経営 駿河増販情報センター  ミヤ クチ   タクミ (みやぐち たくみ)

 

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