2018年に、経済産業省・特許庁において、『「デザイン経営」宣言』が発表されました。同宣言では、「デザ
イン」を有効な経営資源として位置づけ、ブランドとイノベーション力の向上により、わが国企業がグローバル競争
に勝ち残っていくための提言がなされています。
しかしながら一般的な中小企業においては、自社の経営資源として専門性の高いデザイン人材やデザイン部門等を
有することは難しい、というのが実情です。
そこで弊財団では「産学連携」によるデザイン面での新たな支援を試験的に実施いたします。具体的には、県内の
中小企業が自社製品・サービスを企画する際、デザイン系の学部を有する県内大学機関を「外部の経営資源」として
活用する機会を提供します。
対象企業 : 以下の条件を満たす中小企業者の方
・県内に主たる事業所を置く
・自社製品・サービスを有し、デザイン(グラフィック、UI、UX等)を模索している
(例)製品パッケージに関するデザイン
アプリのユーザーインターフェイスに関するデザイン
サービスそのものに関するデザイン(UX) 等
募集期間 : 令和4年1月19日(水)17:00まで ※受付終了しました
連携先大学 : デザイン系の学部を有する県内大学
<実施スケジュール>
1月下旬~2月下旬 ① 連携先大学との顔合わせ、会社概要及び、製品・サービスの事前説明
② 学生チームによるマーケティング~デザイン立案開始
③ 中間打ち合わせ
3月上旬~中旬 ④ 学生チームによるデザインプレゼンテーションの実施、デザイン採用に関する検討