【参加者募集】ラウンドテーブル「プラズモニクスの光電子デバイス応用 〜金属ナノ構造で革新的光技術をもたらす〜」開催について
更新日:2022.09.20
マッチングに向けたラウンドテーブルの開催
本講演は、今後大きな発展が見込まれる光電子デバイスの性能の著しい向上に貢献するプラズモニクス応用研究に
関するものです。興味を持たれた参加者には、改めて先生との個別面談の機会を設けさせていただきます。
テーマ: プラズモニクスの光電子デバイス応用
〜金属ナノ構造で革新的光技術をもたらす〜
講演の概要
既存の光電子デバイスの性能を大幅に向上するプラズモニクスに関する研究内容について紹介します。
プラズモニクスではナノスケールの金属材料が不可欠です。金属はなぜ光反射率が高いのか,金コロイドは
なぜ赤く見えるのか,その光物理の基礎から丁寧に解説します。この光物理を応用した金属でできたレンズ,
金属でできた光導波路,金属でできたカラーフィルタなど最近の研究成果について紹介します。
また電子線描画や化学合成法,レーザーリソグラフィを用いた金属ナノ構造作製技術を紹介します。
講 師
静岡大学 工学部 電子物質科学科 電子工学研究所
教授 小野 篤史 氏
現在の主な研究テーマ
超解像イメージングを実現する金属ナノレンズの開発
高機能性イメージセンサの開発に向けた金属カラーフィルタの作製
レーザーリソグラフィによる超微細金属構造作製技術の確立
連携可能な研究テーマ
プラズモニクスに関する研究テーマ全般
開催概要
日 時:令和4年10月17日(月)14:00~16:00
会 場:FUSE イベントスペース(ザザシティ浜松中央館B1F)(浜松市中区鍛治町100-1)
定 員:20名 ※事前申込みが必要です。
参加費:無料
申込期日:令和4年10月4日(火)
申込方法:下記メールアドレスへ「所属、役職、氏名、電話番号」をお知らせください。
プラズモニクスとは
プラズモニクスは金属中の自由電子の集団振動と光の相互作用とを扱う学問です。自由電子は
一種の電離状態すなわちプラズマ状態であり,この量子をプラズモンと言います。プラズモンと
結合したフォトンは金属表面に増強電場を形成します。この増強電場を利用して,太陽電池の
高効率化やウィルス微量検出,LEDの高輝度化,センサ感度向上など,様々な光応用技術が
提案実証されています。
申込・問合せ先
(公財)静岡県産業振興財団 産業マッチングコーディネータ 河合
Mail:hope-jnp@cy.tnc.ne.jp
募集案内(PDF)